キャンパーハウス 買取物語 55
バンテックZIL ジル５２０
フジキャンピングカー仕様
当店の買取方針は、距離や年式に関わらず、最終の買取金額の判断は「お人柄」で買い取りを行っています。業界では特異な方針です。普通の買取店は、当然のごとく、年式や距離、車の状況で金額を単純に決めています。
でも現実は虚偽申告があったり、ついているものが無かったり、壊れていたり、それはキャンピングカーという特殊な車の場合は時としてあることでもあります。しかし、お客様と電話でお話したりメールの内容から最終的には「お人柄」で買取を決定する方針で、当店は間違いなく利潤を得させていただいております。
もう一つ当店は買い取りの際、ワンオーナーなら問題は少ないのですが、中古車として購入されているケースはお人柄だけではなく、「どこの中古車店で購入した」かを大きな判断材料にしています。あの店の中古車は事故車が多い、あそこのキャンピングカー中古車部門はメンテがされていない、我々買い取り店はそれらを最も知る立場だからです。特に当店の代表のように４０年前に愛知県で個人において初の８８ナンバー取得した経験から業界を見ていると、確実に一定の法則を知るからです。
例えば、この車はフジキャンピングカーで買取がなされ、フジキャンパーの中古車として販売がなされた車です。キャンパーハウスは日本で唯一キャンピングカーの買取専門店、一切店売りは行いません。フジキャンピングカーはある意味買取では競合店でもあります。しかし、フジキャンピングカーが中古車として市場に出したモノには、事故車はありません、またきちんとメンテナンスがなされて販売されています。
上記の車は、ジル５２０ですが、ジルに詳しい人なら、ステップの照明が違っていたり、外部に標準とは違うBOXがあったり、あるはずの通気口が無かったり、それらにきっと気づかれると思います。外部シャワーがついていたり、３ウェイからワンウェイの冷蔵庫になっていたり、ソーラーやベンチレーターもNEWタイプになっています、当然違法な改造は一切ありません。しかもそのクオリティーがバンテックのメーカーの取り付けよりも逆に綺麗になされて再生されている、それがフジキャンピングカーのメンテナンス技術です。それは当然です。新車も扱っていますし、あらゆる車を見ているがゆえに高度なメンテナンス技術、知識もあわせて持っています。
ですから、この車は北海道まで、飛行機をおりてから、２時間近く電車で買取に出向いた車です。お人柄も販売店も間違いないと判断して買取をさせていただき、当然、車はZIL５２０ですが、現状は完全にフジキャンピングカーのキャンピングカーです。販売時よりレベルが高いZIL５２０です。こういった高度なメンテナンス技術をもつキャンピングカーショップがこれから増えていくことが我々買い取り店の願いでもあり、キャンピングカーの事故が起きない環境がつくられていくことだと思います。
お客様が口コミを書いてくれました
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