デュカト エルナグ エルナー
デュカト エルナグ です。エルナーと言った方がいいのかも知れません。
この車を知らないものはキャンピングカー屋ではない、そう言い切ってよい車です。
今年から、デュカトが日本市場に大量に導入される元年ですが、このエルナグ、エルナーがもし店頭においてあれば、それだけで信頼して良いお店だ、そう言ってよいでしょう。
現行のデュカトであっても、新車ですぐにエンジン載せ替え、ミッション載せ替え、そういったことが起きる車がデュカトです。ですからこの車ぐらいの古い年式になると、エンジンから燃料が漏れたり、噴射ポンプも輸入に数カ月かかる、そういったやんちゃな車になってきます。ですから、こういった車が置いてあるお店は、整備に自信がなければ絶対におきません。腕のいいお店の踏み絵のような車なのです。プロでも踏み込むのが難しい車になってきます。年式、年代から、お店の力量がわかる車になってきます。
そんなエルナグは、イタリアのキャンピングカーであり本物です。ドイツはドイツで素晴らしいのですが、イタリアはちょっと室内レイアウト、デザインが異質、面白いのです。発想が他とはまったく違います。乗用車で言えば、アルファロメオという表現が一番似合います。会社のロゴをみればキャンピングカーの世界では異質な会社でもあります。
4900のショートボディに対して230の横幅があり、高速は日本車のふらつき走行とは一線を画します。30年前の車ですが、現代の車よりはるかに安定した高速走行ができます。
リンクページをご覧になっても、エルナーの歴代の車はユニークなデザインの車がつくられてきました。デュカト元年、日本にもエルナーのような会社がでてくると面白いと思います。
コンパクトで、小さなスペースであってもフル装備、しかもボディー構造を軽く作りあげてあり、整備さえ、しっかりできるお店で購入なされば、約30年前に作られた、エレナ―に追いつける日本のキャンピングカービルダーはまだない、そういってもよい名車中の名車です。
キャンピングカーライターさんへお願い
昨今、キャンピングライターさんがばれないと思われるのでしょうか、著作権侵害、つまりパクリをおこなわれます。大変残念ですが、個人、法人、二名を刑事告訴させて頂き、書類送検をさせて頂きました。
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キャンパーハウス 名車物語