キャンピングカーにボディーコーティングはするべきか?
キャンピングカーの買取を行いますと、取引が終わってから、よく相談を受けることがあります。「次に来るキャンピングカーのボディーコーティングはするべきですか?」とです。
私たちが買取をするとき、半分の方はキャンピングカーの単純な売却です、残りの半分の方は乗り換えです。ですから前述の質問は、乗り換えの方から聞かれることです。
その質問をされる方のまたまた半分の方は、ボディーコーティング経験者です。でも質問をされるということは、効果がなかったということでしょうね。そして残りの半分の方は、今までコーティングをしなかったので今度の車はおこなった方がよいのか聞きたい。そういった感じです
その質問に対しては、いつも 私たちは「効果は???」
と答えています。効果は疑問だということです。ないことはないのですが、出した金額にはなかなか見合わないということです。
1万2万なら何も考えずやってもいいでしょうね。でも、キャンピングカーの場合は安くても5万円、下手をすれば10万円ぐらいする場合もあります。キャブコンはもっともっととりますね。それだけの価値があるのかという話ですね。
ズバリ「ない」といった方がよいと思います。金額的な価値はない、そういえますね。ただ、素人ではなかなかキャブコンの天井は無理ですよね。言葉使いは悪いですが、そこに付け込まれると、ついついやってしまうという感じなのでしょうね。
当店も、ボディーコーティングの資格は持っております。スタッフ3名が研修に行き、それこそ、看板もあげることができます。いろいろやってみましたが、出すだけの金額分の価値があるのかということになると「???」
という結論になってしまいます。特にコーティングの弱点は、メッキ部分、キャンピングカーの一番の弱点、モールのコーティングができないからです。ベンツやレクサスの乗用車系は、やってもある程度は価値はあります、のちのメンテがしやすいからです。現行のボディーコーティングは定期的にメンテをおこなってこそ、それで効果が発揮される、そういったものだからです。
しかし、キャンピングカーの場合は、ノーメンテを基本にボディーコーティングを考える方が多いでしょう。だからこそ、実際にはノーメンテというわけにはまずいかないと考えた方が、後悔はないと思います。
なら、キャンパーハウスならどうするんだ。教えろということになると思います。
上記の画像をおもいきってぼかしてあります、商品名もここではあえて書きません。ユーチューバーと違い広告収入を得ても仕方ありません。
現在は、窓ガラス、モール、メッキ部分であっても、しかも濡れていてもスプレーができる簡単スプレーワックスがあります。ワックスという商品名もあれば、コーティングという商品名もあるでしょう。そういったものを新車時から徹底的にスプレーしておけばよいと思います。
実は当店の代表と関東チーフが乗るキャンピングカーは、輸入車の8メートルをはるかに越えているキャンピングカーです、天井部分、ボディー部分、それこそその2台でいろいろな製品を試してきました。まあ実験ですね。
このスプレー式のもので常にスプレーしておく方法が一番良いと思います、それこそ屋根などは危険ですから、汚れたままでもいいと思います、初期の段階からこういったスプレーをしておくことで雨漏れを防ぐことになるからです。
面倒だ、俺はボディーコーティング派だ、そう思われる方も多いと思いますね。しかし、所詮高額なボディーコーティングを行っても半年もたてば、いや、二カ月もたてば、効果が薄れ、悩む日々が訪れることになります。そして日が経てば、モールやメッキ部分、未塗装の部分がやれてくることにもっと悩むと思います。お金があるからこそ綺麗さを求め、面倒さからも解放されたくて高額なボディーコーティングを行うわけですからね。誰もが綺麗な車に乗りたいですからね。でもキャンピングカーの場合は、モールこそ命、つなぎ目のパッキンこそ命になります。しかし、現行のコーティングは、モール部分はおこなうな、という施工対象外パーツになるのです。
多くの車を見る立場、ボディーコーティングの資格を持つ立場からして、こういったスプレー式の1000円程度のもの、いや、もっと安いです。こういった安価なものが一番効果がある、費用対効果がある、そうはっきりお伝えしておきます。費用対効果と書きましたが、10万するコーティングの原価はほぼ同じかもしれません。((笑))
ただしくれぐれも脚立からは落ちないように。
追加記事
追加記事 先だって買取させていただいたキャブコンは新車でほとんど走っていないお車でしたが、屋根にフルシート ラッピングをされていました。我々は買取して、メンテナンスしてすぐ売却してしまうので、経過がわかりませんが、とても面白いアイデアだと思いました。ラッピングでボディーを保護してくれるので、ユニークなアイデアだと思いました。
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キャンピングカーライターさんへお願い
昨今、キャンピングライターさんがばれないと思われるのでしょうか、著作権侵害、つまりパクリをおこなわれます。大変残念ですが、個人、法人、二名を刑事告訴させて頂き、書類送検をさせて頂きました。
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