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キャンピングカー買取専門店 キャンパーハウス 名古屋、横浜を拠点に、全国どこでも無料出張査定

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  二重査定、減額行為はおこなうのか


PS 
この記事は2019年に書きました、国民消費者生活センターが2023年、公にしました。

  買取トラブル急増しています 国民消費者生活センター 

  2023年3月22日 
国民消費者生活センターが公に中古車買取りトラブルを公表しました。大きな会社だから安心だと思われて、トラブルになるケースが急増しているからです。キャンピングカーがトラブルが起きています。ご注意ください。買取してからお金を支払わず、減額や返品が多く発生しています。


国民消費者生活センターが詳しく解説しています


毎回、「うちの代表は、よくこんな記事を書かせるなあー」、そう考えながら原稿を編集しアップしています。

まず最初に、二重査定というものを単純に説明します。わかりやすく言えば、一度査定をし、買い取ってからもう一度査定をする行為、つまり買い取ってから、お金を支払う前、支払っても減額をする行為と考えていただければよいでしょう。

2020年、3月以降、コロナウイルスの影響もあり、一般の中古車販売店さんやレンタカー業者さんから、キャンピングカーの買取り相談が、かなり増えてきています。店売りがうまくいかなかったり、海外からの訪問者のレンタカー需要が大幅に落ちているからです。レンタカー需要が大きく落ち込んだことも理由です。

そしてこんな問い合わせを、そういった前述のプロの方からこそ、よく頂きます。

「買取後に二重査定、つまり買取ってから減額ってキャンパーハウスはありますか」という内容です。プロこそ、こういった質問が多いのです。そんな時、いつも当店では、「うちは、ありますよ」と、端的にお答えしています。すると間違いなく「えーーー」と驚かれます。いつも思うのは、「聞かなきゃいいのに」そう思います。聞くっていうことは、そういった心配がどこかに「ある」ということでしょうからね。(笑)

キャンピングカーの買取業界は現在乱立しています。その中でも、当店ともう一社だけが、本当に現金を持って買取に行っています。これは、防犯の関係上、事故、盗難や紛失などを考慮すると、とても難しい買取手法でもあるのです。当店でも、保安上ふたりペアで買取に行きます。

そんな現金買取の場合、今回のタイトルの減額行為、二重査定がしにくい買取方法でもあるから、のちの減額があるのか確認したいのでしょう。そんな減額をおこないにくい現金買取りの当店でも「ある」とお答えしています。


現金買取は、現地での査定能力やキャンピングカーの構造を知り尽くしていないとできないばかりではなく、トラブル防止のためにもあまり行わないのが現実なのです。のちの減額行為もおこないにくいのも要因でしょう。ですから、現金買取を行うとホームページで銘打っていても、現実は、取引の多くは、後日振り込みの会社が圧倒的に多いのです。また、「減額は絶対しない」という会社は、契約を白紙にして、車を戻してくるはずです。「減額はしない」が「返品をする」という賢い手法です。でもかばうわけではありませんが、そう言った手法も致し方ない場合もあるのです。故意に隠された瑕疵や、虚偽の説明による買取契約に、「減額」措置や「契約白紙」条件が契約書に、書かれていないわけがないからです。もし謳っていない買取り会社があれば、それこそとても恐ろしい契約書だと思います。メーター巻き戻しや冠水車などの詐欺に対しても、減額をしないことになりますからね。それは無理です。


今から43年前に当店の代表は愛知で初めてキャンピングカーの88ナンバー改造申請を自ら陸運局に対して行っている経験、小型車査定士資格、大型車査定士資格、建築設計や施行管理の国家資格、当店の査定メンバーはすべてが所有しています。そのうえで「動く家であるキャンピングカー」の買取を行っていますが、実はそれでも現場で車のすべてを確認できるわけではありません。

ですから、それを逆手にとって売る人がいるから起こるトラブルといってもよいでしょう。故意に相手を騙した契約はトラブルがおきます。わかりやすく言えば、前述の「詐欺」です。知っていて、それを隠された場合、プロでもわかりませんからね。「おいおい、プロなら見ればわかるだろう」、そう思う方もいるでしょう。

実は、当店でもこんなことが、昨年2019年12月の年末に起こりました。ある買取店が、買取りしてから事故車だというとがわかり、減額要求をしてきたことから、売ったお客さんから相談がありました。その車は、あるキャンピングカー制作会社が新車登録前の段階、製作中の輸送で大きな事故を起こしており、それをお客様に新車として販売した車でした。当然、車検証上は「ワンオーナー」、そのお客さんは「自分自身が事故」を起こしていませんから、事故歴はまったくないとして売ったのです。しかし、現実はかなりひどい事故の車でしたから、買い取り業者は50万以上の減額を要求、もしくは契約を破棄し、お客さんに車の返却を要求してきました。

そんなトラブルが起きてからの買取相談を受けたのです。当然、お客さんは買取り業者の悪口、不満を言います。「キャンパーハウスさんなら買取ってからこんなひどいことをしますか」そう聞かれました。「はい、当店でもおこないますよ。ただ、事前に事故車(修復歴あり)を見抜いていると思いますが」そうお答えしました、そして逆に、お客様に「正直なお話し、購入時に事故のことはメーカーから聞いていましたか? またそれを買取り業者に話しましたか」そうお聞きすると、実は「メーカーから事故のことは聞いていた。ただ、売却時に事故車になることは聞かなかった」そう言った返事でした。また、「そういった事由を買取り業者にはまったく言わなかった」そういった回答でした。

言葉使いは悪いですが、売却時に知っていて言わないことはダメですし、買取業者さんをかばうわけではないですが、事故車の修理技術が高度になってきて、買取り現場で、出張で来る新人さんでは、なかなかわからないケースも多々あります。ですから伝えなかったお客様がいけませんよ。本来は、製作メーカーとの購入時トラブルであり、そちらと協議するのが筋でしょうね。厳しいようですが、そうお伝えしてその場は終りました。結局、車は減額ではなく一度返却され、その買取店と、しこりがあったこともあり、当店に再度、事故車として買取り相談があったので買い取らせていただいた、そういった事例がありました。このケースは、同業者の買取り店をかばうわけではありませんが、お客様もいけない商談の進め方だったと思います。

事故歴の隠しもそうですが、水害などの冠水歴、スピードメーターの異常、オートマの変速異常、エアコンのガス漏れ、前のオーナーがレンタカー業者だった、こういったことは、買取時にお客様が言われないと、買取時には、わからないといった方が正しいと思います。

「そんなのプロならわかるだろう」、「だから言わなくても見抜けよ」、そう思われる方も多いと思います。ですが、スピードメーター、距離計の異常は実際に走らないとわかりません。40キロぐらいまでは普通に動いても100キロ走行時に50キロの針を指す車もカムロード、ハイエースではたまにあります。どれだけ乗っても距離計が動かない場合もあります。輸入車の場合、オートマの変速機が正常に動かない場合もよくあります。原則は事故の絡みもあり、鑑定と称して1時間見ようが、二時間見ようが査定時に車は動かしません。我々プロは、せいぜい査定しても、15分、一時間も二時間も見ることはありません。これは査定士が訪問し、本部とビデオ通話で査定しているからです。一時間見ようが、二時間見ようが、車は動かさないとわからないことが多いのです。

エアコンのガス漏れなども、故意に一時的にガスを入れられてしまえば査定時にはわかりません。ですが数日後に抜けてしまうということは多々あります。

それがリアの架装部で抜けている場合は修理費用が軽く20万、30万以上、フロント、リアも絡めば50万以上かかる場合もあります。 前オーナーがレンタカー履歴の場合は車検証上は私どもでも、なかなかわからないケースがあります。しかし、車歴といってレンタカーでの利用歴がある車は以前の記事でも書いていますが、相場がかなり変わってきます。当然、低い方にです。

知っていて隠した商談は、減額とか白紙にする業者があってもけっして不思議ではないのです。当店は極力ないように買取を行っていますが、後から、そういったことをキャンパーハウスさんはおこないますか、そう聞かれれば、「虚偽の説明がありましたら、当店でも減額は行いますよ」そう、明確にお答えしています。そう明確にお答えすることで、おかげさまでこういったトラブルが逆に起きずに今まできていると思っています。

メールや写真でだいたい買取金額を決めていても、四国まで出向いてから、フロントヒーターが故障をしていることをいうのをまったく忘れてました、なんて悲しくなるケースもあります。プロの車屋さんレンタカー業者さんこそこういった厭らしい進め方をしてくる方が一部におられます。ですから、現在では新規取引の業者さんからの買取は、当店はお断りしています。

最後は人と人との信頼関係です。正直な人こそが得をしていただけるようにと、キャンパーハウスでは考えています。43年前からキャンピングカーの先駆者、平成7年より30年ちかく、買取業を行っておりますと、キャンピングカーオーナーさんは、こういったごく一部の方を除き、虚偽申告をする方が極端に少ない異例の車種であると言い切れます。良い方が非常に多い、恵まれたオーナー層である、それがキャンピングカーオーナーでもあると言っておきます。だからこそこういった踏み込んだ記事が書けるのです。

先だっても、四国を経由し九州で下記の軽キャンパーを買取させていただきましたが、洗車しなければわからない細かな傷まで事前に教えてくださっていました。ですから、競合の査定金額より、ついつい気持ちよく上乗せしてしまい、ご希望の金額以上で買取してきました。キャンピングカーオーナーのほとんどが、こういった方が多いので、私たちは買取り屋を続けていられるのだと思います。




最後に、「二重査定をしますか」、「買い取ってから減額しますか」 こういった質問をしたときに、「虚偽の申告があれば、ありますよ」 そう、正直に回答をする会社さんの方がきちんとした高額な買取、また法的にも正しい買取店だと、私どもは思っています。

ここ最近多いのは、「減額しません」それをうたい文句にする業者に売り、安心して買取してもらったが、減額どころか、契約を白紙にされたという話をお聞きします。

「大切に乗った車だ。いい車なんだ」そう自信を持っているお車は、ぜひ、ご自分が知り得るすべての悪い点、問題点を伝えておくべきです。そういった正攻法で勝負されるべきでしょう。その方が間違いなく高値になり、トラブルもないはずです。全部伝えておけば、何も恐れることはないからです。

もともと、そういった隠れた瑕疵を考慮した低価格の買取価格の場合、虚偽申告があっても減額を我慢する、我慢できる買取価格であれば減額や契約破棄をしなくてよいのかもしれません。そう申しておきましょう。
   


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キャンピングカーライターさんへお願い

昨今、キャンピングライターさんがばれないと思われるのでしょうか、著作権侵害、つまりパクリをおこなわれます。大変残念ですが、個人、法人、二名を刑事告訴させて頂き、書類送検をさせて頂きました。

さまざまな記事は私たちの経験から書かせていただいておるもので、警察対応では、ばれないと思った、そう言われます。無断転載、無断引用は重たい犯罪行為です。絶対にお止めください。



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