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キャンピングカー タイヤバースト 横転事故


2018年8月 またキャンピングカーの横転死亡事故が起きてしまいました。まず、お亡くなりになられた方に心からご冥福をお祈りいたします。キャンピングカーの横転事故が起きるたびに、このページに対して多くのアクセスがあります。また、新聞社、報道各社から記事引用の問い合わせが来ます。多くの方が、こういった事故を知るまでキャンピングカーの危険性を知らない方が多いのが現実のようだからです。

キャンピングカー専門店ではなく多くの方が一般の中古車店やヤフオクなどでキャンピングカーを購入することも知らない一因でしょう。キャンピングカーのタイヤは、減っていても減っていなくても3年で交換する、これを必ず守ってください。
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キャンピングカーに乗ると、一番心配なのは誰もがバーストでしょう。ここ最近はハブボルト折れも心配なさる方も多いはず。映画、「空飛ぶタイヤ」のような事故も現実に数多く起きています。それでは誰もが心配するはずです。我々もそうなのです。私ども買取業はしばらく乗っていない、故障したから売りたい、そういったケースもあり、誰よりもタイヤバーストには真剣に向き合う仕事でもあるからです。オイル漏れやラジエーター漏れと違い、予兆もなく突然訪れ、事は命にかかわる大事になる、それがタイヤバーストだからです。

またダブルタイヤは、心配はないかと思われますが、タイヤバースト、ハブボルト折れで一番怖いのは前輪で起きた場合です。またダブルタイヤの内輪は目視確認が行えない、ですから、シングルでもダブルでも同様に気をつけなければなりません。ですから、どんなキャンピングカーも同じ条件と考えたほうがよいでしょう。キャブコンだけでなく、軽自動車であっても、フルに荷重がかかっているのは間違いありません、適切な時期でタイヤを交換することは大切なことです。そして適切とは3年です。

 きちんと3年で履き捨てれば、何も心配ない


そして、最初に言っておきますが、きちんと対策をすれば何も心配しなくてよい、そう申しておきます。逆にきちんとしないと、キャンピングカーは大変危険、そう強く申しておきます。キャンピングカーは内装が豪華になり、勘違いをされていますが、トラックにFRP構造で作られた荷物をのせ、ほぼ積載能力いっぱいで走る、トラックや商用車である。そうお伝えすれば、きちんとしなければ危険という意味がご理解していただけると思います。トラックにフルに荷物を積んで走る車は、社会的にも沿道の第3者に対しても、多大な責務を負って走っています。きちんとして走る、義務があるということです。そして横転した場合も、乗員の衝突実験を行う乗用車と違い家具で体を打つなど、衝撃から守るようにはつくられていないことも事故をより深刻にする理由です。ですからシートベルトは2点式であっても絶対につけてください。ベッドなどで子供寝かしたまま運転など絶対に行わないでください。

今回は、どう、きちんとしたらよいのか、しっかりアドバイスいたしましょう。


                タイヤバースト キャンピングカー

キャンピングカーは常にフル積載の状態で、すべてのタイヤにその負担が大きくかかっていることが理由です。そしてその負担はとても大きなものだからです。多くの方が、ブログでタイヤバースト、タイヤ交換、ハブボルト折れ、横転などといった記事をたくさん書かれていますが、そういったバーストが起きたお車の多くは、横転にならずとも、キャビンは大きく傷むことになります。タイヤが飛び散り、跳ねあがったタイヤの破片でFRPキャビンや排水タンク、ガソリンタンクなども傷めるケースも出てくるからです。キャンピングカーは下まわりにFFヒーターなどの燃料配管もなされています。バーストは大変危険なできごとなのです。タイヤバーストをけっして甘く見ないでください。買取りをさせていただいていると、ネットで書かれている以上のバースト数であると感じています。同じく2018年、名神高速でキャンピングカーの車両火災が起きましたが、数多くの火災事故も起きています。


 実は乗用車でもバーストは起きる




  ピンチカット キャンピングカー

上記の写真は、当店のスタッフが乗るタイヤの写真です。新車のベンツでまだ、距離は7000キロも走っていません。ホイールに傷がない程度ですが、キャッツアイでサイドウォールは簡単にスチールベルトが破損し、こういった状態になります。このまま走り続けると、バーストします。これはピンチカットという現象です。

キャンピングカーもダブルタイヤの場合、裏側が見えにくいためにピンチカットの発見が遅れ、バーストするケースもあります。常時手袋をはめてタイヤを定期的にさわるようにするとよいでしょう。

 タイヤバーストは常時積載状態が起因する


キャンピングカーショップによっては、紫外線でタイヤが劣化するから3年で交換してほしいと伝えるケースがあります。タイヤはそれほどやわにはできていません。丈夫につくられています。

キャンピングカーのハブボルト折れ、バースト事故は、常時積載状態が大きく起因します。積載重量は、単純に積み込まれている分だけが、タイヤ、車軸、道路に負担をかける、そう思われている方が、プロでもほとんどです。実は、そうではありません。国土交通省の実験では、特に橋などの床板に対し積載量は、軸重量に対して12乗に比例していくのです。

   軸重 キャンパーハウス
  

車両重量が床板に(路面)与える影響度合は、「1トン」増えれば単に「1トン分」増える、そういうわけではないのです。車両制限令で定める上限の軸重(左右一対のタイヤにかかる重量)は「10トン」ですが、例えば、過積載により「2トン」超過し「12トン」となった場合は、「10トン車およそ9台分」つまり「90トン」の負担がかかるのです。「10トン」超過し「20トン」になった場合は、「10トン車およそ4000台分」つまり「4万トン」の負担が道路にかかるといわれています。「軸重の約12乗に比例」する負担とはこういったことです。

わかりやすく言えば、人間の体に、本来、異物侵入はありません。しかし、極端に細い針などは、荷重がかかることによって、体内に侵入していきます。これが注射針の原理です。

ですから、キャンピングカーも、実は、わずかな積載量の増加であっても、軸重、路面、もちろんタイヤにも想像を絶する負担増加になっていくのです。これは、タイヤの接地面積が、はがき一枚分、つまり極端に狭いから起きる、特異な科学現象なのです。

http://www.e-nexco.co.jp   東日本NEXCO 

国土交通局  道路局通達

上記の国土交通省の通達、東日本NEXCOのデーターをみれば、積載量が増加することで、どれだけ、路面だけでなく、タイヤや車軸にも負担が増加するかわかると思います。路面に負担があるということは、当然タイヤ、車軸にも想像を絶する負担がかかるわけですから。わずか50キロ、車軸に対しての設備増加が、12乗に比例して、橋などの路面に負担をかけていくのです。当然タイヤやハブボルトにも大きな力が加わるのです。しかし、悪質な過積載のトラックでも、走行距離の半分は空荷の時もあるのです。しかし、キャンピングカーは常時積載状態であるのです。



 なぜバースト事故が アライメント調整 ハブボルト折れ


3年でタイヤ交換をしなければならない理由をこれから順次お話します。


このように、バーストには明確な理由があります。本来、タイヤはそれほど弱いものではありません。第一のバーストの理由は、たまにしか乗らないからです。たまに乗ることでタイヤが変形しているのです。極端な話、タイヤがおにぎりのような形になっていると思ってください。図のような、フラットスポットができているからです。それで休日にいっきに走り出す。これがバーストのもう一つの原因です。変形したまま、変形状態のタイヤに負荷がかかるのでタイヤに亀裂が起きるのです。ですから定期的に駐車場で車を動かしてください。また乗り始めは、F1のように徐々にスピードをあげてください。タイヤが徐々に温まりずいぶんこれで助かるはずです。そして空気圧をきちんと測ること、できることであれば窒素ガスなどで圧の変化が起きにくく、タイヤ内部のコードを傷めにくい空気を入れておくこともポイントです。

そして最後が、ホイールバランス、ホイールアライメント不良、とくにトー角、キャスタ角の狂いもハンドルがとられたり、タイヤが偏摩耗します。その偏摩耗がバーストの原因にもなるのです。そういった基礎的な車の異常をさしおいて、足回りを固めたりする馬鹿げたケースがあります。

操向輪である前車輪には見た目にはほとんどわかりませんが、ホイールアライメント(車輪整列)と呼ばれる大事な要素が影響しています。ですから、本来は、車が安定しない、ふらつくという場合は、サスの強化ではなく、まずシンプルに、キャスタ角やナックルアーム、トーインの不正、アライメントを疑うべきなのです。

普通はそれほど狂うものではありません、しかしキャンピングカーの場合、車が重いですから、コンビニ駐車場の輪止めやちょっとした段差を乗り上げたり、不整地を走ることで、事故でなくても徐々にアライメントが狂ってくるのです。キャンピングカーショップの場合、オーナー自身が、趣味から始めている場合が多く、査定士や整備士、建築施工、自動車古物商など、なにも資格を持っていないお店があります。改造申請のイロハさえ知らないショップも多いのです。その影響が、車両基本をおろそかにし、現在、様々なブログで書かれているように、横転やバースト、ハブボルト折れが起きるのです。

特にサスをいじった車こそ、本来はアライメント調整が確実に必要なのです。キャンピングカーは結構スポーツカー以上に、異常に足まわりをさわる方がいます。乗用車とは違いトラックですから調整できることは機構上、限られますが、それでもアライメント調整やサイドスリップ調整をしておかないと、波状に摩耗、皿状に摩耗、羽状に摩耗、外側だけ、内側だけといった、俗にいう偏った摩耗「偏摩耗」をタイヤが起こすのです。この偏摩耗が三つ目のバーストの理由です。

足回りがふらついた場合、単純にホイールアライメント、ホイールバランス、特にキャスタ角、ナックルアームの曲がり、トーイン、キャンパの不正などを疑って見ておくとよいと思います。ふらついたら、固めるのではなく、アライメント(キャスタ)やホイールバランスなどの異常を見ることが本来は先なのです。それをしないことで、偏った摩耗、偏摩耗が起き、バーストが起きやすくなります。特に前輪の摩耗は致命的になります。

実際、キャンピングカーの買取をさせていただくと、タイヤが極端に偏摩耗しているケースをたくさんみます。アライメントが単純に狂っているのです。またキャンピングメーカーにおいても一定の特性も見受けられます。ハブボルトが折れたり、バーストもアライメントが狂っていて偏摩耗がおき、それが原因の場合が当然あります。タイヤが綺麗にまわっていないから偏摩耗が起きるわけです。また単純に車検時に、サイドスリップ調整で、トー角だけを単純に調整することも偏摩耗を起こす場合もあります。

*ホイールアライメント 
キャスタ角・キャンバ角・キングピン傾角・トーイン&トーアウトなどの要素からなる

キャンバ角 キャスタ角キャンバ角

        

 トラック、商用車の4輪アライメントはできないぞ ?


ここまで読まれると、自動車の専門家、車両構造に詳しい人、キャンピング業界のプロの方は、
おいおいキャンパーハウス、いい加減にしろ、お前らは自動車の知識があるのか、カムロードやハイエース、コースターは、前輪しかアライメント調整はできないぞ、しかもその調整は限られるぞ
、そう思われるはずです。そうです。キャンピングカーの場合は、トラックやライトバンがベース。乗用車と違い、トラックや商用車の場合、調整できる仕組みに限界があり、ほとんど一般の整備店では前輪だけの調整となります。また前輪でも限られた要素しか調整しない、また、できない、これが一般的な整備業界、プロの常識です。現在は乗用車ですらコスト削減で後輪の調整機能は限られてきました。

当店が、37年前に名古屋陸運局で個人において初めてキャンピングカーの改造申請、書面審査を通し、23年間の自動車古物商の経験、外車や大型特殊車両の業販を長年扱ってきました。当店のメンバーは査定士の資格を小型車だけではなく、8トン以上の大型車に対応し、大型車査定士の資格を所有しております。

実は大型車両の分野では、キャンピングカーより、もっとハブボルト折れ、タイヤバーストは深刻な問題になります。映画、「空飛ぶタイヤ」のように外れたタイヤで他の方の命まで危険にさらすからです。事実、多くの死亡事故、交通事故を起こしてきました。高速道路の男性トイレ内には、常にボルト点検のポスターが張られています。

ですから、実は大型車両の分野では「全輪調整(トータルアライメント、デラックス4ホイールアライメント)」が可能になっています。

まだまだ行える整備企業は限られますが、高度なトラック整備修正技術が誕生しています。通常の車検整備ですと、下記の図のように、前輪のトーイン(トー角)の調整だけを0度から5度前後の間で調整します。車検の時にはこういった*サイドスリップを調整します。そこまでしかおこないません。現在でもほとんどはこういった整備内容です。しかし前述のように、安易にサイドスリップの調整だけを行うことも、他のアライメント要素の不調をそのままにすることで、それが理由の偏摩耗を起こす厄介な現象を起こす時があります。

    


下記の図の中で、3番の図が理想です。全輪、すべてのタイヤが、まっすぐに、車両均等に向いていることです。そしてハンドルもセンターがしっかり出ていることが理想です。しかし、乗用車やスポーツカーと違い、商用車がベースのキャンピングカーは、前輪は車検の時に、サイドスリップ、横滑り量をみて上記の図のような、トー角の調整は行います。しかし、それ以上の義務はないため、それ以外の細かなアライメントはとられていません。また、トー角だけの調整を行うことで、逆に前輪の偏摩耗を起こすことさえあります。

そして後輪は、調整ができないホーシング、一本の軸になっていますから、極端な話、下の図の1番のように、後ろ軸が、左に向いたり、右に向いたり、狂っているといっても過言ではないのです。自動車はハンドルで方向性が決まります。しかし、もっと掘り下げると、実は方向性は後輪が決めているのです。ですから、1番の図のようになっている状態では、車両自体の図形的な幾何学的中心線と後輪の進行方向にズレがあれば、タイヤが引きずりを起こし偏摩耗したり、車体構造に負荷がかかりますから、それがハブボルトなどにも影響を与えることになるのです。

高度な整備工場やタイヤ専門店になると、後輪の調整は難しいとしても、まず全輪4輪のアライメントの狂いをみて、後輪の狂いを考慮したうえで、ハンドルのセンターを出し前輪のアライメント調整をしてくれる、そういった調整技術(スラストラインアライメント)もあります。それが下の図の2番でイメージを表しています。しかし、図の2は、後ろ軸のずれを前輪で調整しているため、まっすぐ走ることができても、車体均等の正しい進行線ではありません。極端な話、後ろから見ると、犬のお尻のように斜めに走っていく姿(ドッグトラッキング)になります。しかし、車体構造の負荷(タイヤの引きずり)はいくぶんでも少なくなっていきます。

*スラスト角  https://www.youtube.com/watch?v=BXsC_qhhtZc
*ドックトラッキング  https://www.youtube.com/watch?v=Br6bSuhTp1E

  

そして欧米では、一般的にトラックでは難しいとされる、固定された後軸(ホーシング)、調整機能を持たない後輪すら、特殊な方法で修正する技術が海外で生まれ、日本でもすでに導入され、始められています。図の3のように、図形的に幾何学的な中心線の方向に、全輪、4輪が車両構造上均等線と同一のスラストになり、理想のアライメントがとれるようになります。大型の車両はそれなりの経費をかけても、燃料費が莫大な費用になりますし、車両価格も2千万、3千万と高額ゆえに、行うことが非常に価値あるものになるからです。

昔から、バーナーを利用してフレーム修正は行いましたが、また元に戻ってしまう弱点がありましたが、昨今の技術革新は、インダクションヒーターという特殊なヒーターで車体に熱を与えて、固定された通常の整備工場では不可能である後軸の向きやずれを修正していきます。一種のフレーム修正のようなこういった高度なシステムが、まずは大型車両から取り入れられ、今後は一般車両にも取り入れられるようになると、ハンドルがとられなくなり、タイヤの偏摩耗も起きず、ドライバーの疲労は大幅に軽減され、当然、車両、車軸への負担は減り、タイヤの負担、偏摩耗も少なくなり、タイヤバースト、ハブボルト折れなど、商用車ベースのキャンピングカーの事故が大幅に減っていくことになるでしょう。当店が所有する大型キャンピングカーは、テストでこの調整作業を行っておりますが、とても気持ちよく高速移動を行えております。

カメラを利用した大型車用カメラ 全輪アライメント

「前輪」、「全輪」、文字一つの違いですが、とても重要になります。

ここまで話してきましたが、アライメントが狂うと、うまくタイヤが回転していないということです。極端な言い方をすれば、タイヤを引き摺って走ることになり、軸やタイヤ、各種ボルト、車両全体に負荷がかかるということです。またハンドルがとられ、タイヤがバーストしやすく、ホイールにも負荷がかかり、ハブボルトも折れやすくなります。これがキャンピングカーのリアタイヤのバーストやハブボルト折れが起きる要因のひとつなのです。

前輪は乗用車ほどの細かなアライメント調整ができないとしても、サイドスリップテストでトー角の調整は車検時に行います。ですが、極端な話、後輪は新車時から狂っている、また徐々にくるってくる、特にキャンピングカーのように常に荷重がかかり、産業用トラックより、時には過酷な雪道やあぜ道を短い区間でも走行する機会がある、コンビニなどにも頻繁出入りし、片輪のみを輪止めにあててしまう、ゆえにアライメントは狂いやすい環境にあります。

本来、前後軸重の重さに極端な変わりがないにもかかわらず、キャンピングカーの後輪のバースト、ハブボルト折れが起きる理由はこういった後軸のアライメントの不良も、大きな要因なのです。それが、タイヤの偏摩耗を起こしたり、大きな負荷が、車軸、ハブにかかっていることが要因だと思われます。図1は極端なずれを表していますが、こういった歪みが、タイヤに大きな負荷がかかる、バースト、ボルト折れ、また普段の高速走行時の横揺れとも因果関係があるのです。また、多くのキャンピングカーショップが、後軸がずれていること、後軸を修正できることを知らないことが大きな理由です。買取をおこなっていると、その多くが、ハンドルセンターが出ていなかったり、アライメントがとれていません。

扇風機を使用中に倒した経験があると思います。その後、羽の回転に音が出たり、振動が起きたり、そういった現象が自動車において起きるアライメント不良と思われるとわかりやすいと思います。当然、普通の電気店ではこういったモーターの軸心を修正する技術はありません。それを直す、そういった高度な技術だと思われるとわかりやすいと思います。

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*トー角  
車体を上から見たときの前輪の角度をいう タイヤが内股の状態がトーイン、ガニ股はトーアウト。
*サイドスリップ=「横滑り量」 
ハンドルを真っ直ぐにし、1メートル進んだときの横滑りの量をみる。プラスマイナス5ミリ以下に収まっていることが、車検の条件。サイドスリップテスターで測定する。アライメント調整とサイドスリップ調整はある意味まったく別物。単純に前輪のサイドスリップを調整することが理由で偏摩耗を引き起こす時もある。
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現在、大型輸送車両の世界で最先端を行く、ドイツのベンツ、スウェーデンのボルボ社が先頭に立ち、大型車のアライメントの研究がなされています。驚くことに公道を走る約3分の2の大型車両が空気圧異常、アライメントが狂ったまま走行をしており、その調整を行うことで、15%の燃費が改善されることがわかってきました。4輪のアライメントだけを調整するだけで2.5%の燃料費が節約になることもわかってきました。大型車両の世界では、アライメントの狂いが走行性能や燃料費にとても大きな影響を与えるだけでなく、ドライバーの疲労軽減や車体の寿命、ハブボルト折れなど、車体やドライバー、周辺車両の安全性にも大きく影響することから、さまざまな研究が欧米を中心に進められています。現在、日本にこのノウハウが導入され、後軸の調整が今まで不可能であったトラック、バス、大型特殊車両のアライメント調整をおこなえる整備技術が導入されてきました。

https://www.youtube.com/watch?v=mfApASCCfEY

乗用車などは、新車製造時に4輪のアライメントが調整されていますが、驚かれるでしょうがトラックや商用車は、新車時から最初からずれているといわれています。今後はこういった高度な調整技術が日本に定着することで、商用車をベースにしたキャンピングカーの安全性も大きく高まると思います。

 前輪だけでもしっかり見てもらうこと、それも注意が


大型車両の4輪アライメントは、年間10万キロを軽く走行する大型車両のために開発導入されている高度な整備技術です。費用もそれなりにかかります。まだ一般のキャンピングカーが気軽にお願いできるものではありません。しかし、前輪だけのトー角の調整、サイドスリップテストは車検時におこないますが、車検以外でも年に一度は、前輪だけでもみてもらうようにされるとよいと思います。しかし、前述のように単純にトー角だけの調整は、キャンバーなどの他の要素が異常をきたしていると、それらをそのままでトーを調整することで、またそれが理由の偏摩耗を起こす場合もあります。


   キャンピングカー 足回り


ですから、リヤに関してはトー角やキャンバー角も調整できない車種などでも、ハイエースぐらいまでの車種はタイヤ専門店で、リヤの調整は難しいものの、リヤの狂いを見ながら前輪の調整を細かく行ってくれる(簡易な4輪アライメント、スラストラインアライメント)ところもあります。3トン前後までリフトアップが可能なタイヤ専門店では、カムロードなどでも、後輪のずれをみて、前輪のアライメント(スラストラインアライメント)を診てくれるお店も一部にあります。ただし、注意をしていただきたいのは、アライメントと言っても、様々な技術や知識のお店があります。スラストラインアライメントも中途半端に行うと、またそれによる偏摩耗も起きてしまうこともあります。とにかくすべてのバランスを考慮し調整してくれるお店でご相談をしてください。そういったお店でタイヤ交換を含めてご縁ができると、少しでも安心なキャンピングライフになると思います。

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*スラスト角  https://www.youtube.com/watch?v=BXsC_qhhtZc
*ドックトラッキング  https://www.youtube.com/watch?v=Br6bSuhTp1E

後輪の調整ができないため、リアの狂いを診てフロントで調整をおこなう、スラストラインアライメントは、4輪の完全な4ホイールデラックスアライメントとはちがい、直進性は高まるが、後ろから見ると、犬の走り方に見えることから、ドッグトラッキングともいう現象がおきやすい。しかし、ハンドルセンターが確保でき、直進安定性能は高まり、偏摩耗や車体への負荷は軽減され、ドライバーの負担も減ることになるが、トータルに診断や調整をしてもらうことがベストである。

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タイヤ本体の話の前に、アライメントいう、タイヤをきれいに回転させる、まっすぐ走らせる、車両基本の話をさせていただきました。さて、これからタイヤ本体のお話をさせていただきます。

こういった高度な調整技術があっても、なかなかしにくいからこそ、減っていなくても3年で交換してほしいということなのです。

 ならタイヤ交換の時期は


キャンピングカーのタイヤを3年で交換しろ。昔からのオーナーは、急に製造メーカーから事故が多いからと言われてもなかなかその理由が納得できず、交換をしない、そこでまた事故が起きる。そういったことが繰り返されています。年間10万キロ以上走る、大型車両であっても、実は片道は空車状態になるのです。キャンピングカーはフルに満車状態、駐車時も満車、そして、走行時は大型車両と同じく、後軸のアライメントはとれていない、きれいな遠心を描いていない回転をしています。そこで見た目にはわからない偏摩耗が起き、タイヤ内部のハーネスやボルト自体にも大きな負荷がかかるのです。だから、早期にタイヤを変えろということです。

ですからタイヤ交換は、3年と考えてください。もったいない、もったいない、そう思う方は、キャブコンはのらないことです。買取をしていると、7年間無交換、8年間無交換、キャンピングカーショップでずっと車検をしてもらっていたんですよ、といわれます。リアのエアコンのメンテナンスをしてもらった、電子レンジを直してくださった、サブバッテリーのインバーターが故障して気持ちよく直してくれた、おいおい、タイヤ交換きちんとアドバイスしろよ、と思います。我々プロ側が、命にかかわる部分はきちんとアドバイスをすることが大切だと思っています。

キャンピングカーの買取をさせていただくと、毎回お聞きするのが、いっさいお店から交換をいわれなかったという言葉です。大変残念なことです。お客様に無駄なお金を使わせない様に気を使っているんだと思います。命の部分に気を使う必要はない、私たちはそう思っています。もうひとつは知識がないお店なのか、担当者なのか、いずれかでしょう。また、現実買い取りをさせていただいていると、キャンピングカーのお店の担当者が辞めてしまったから、そういった理由の売却の方も非常に多い、そう感じます。ですから、購入したお店から連絡がなくても、3年で交換、これを基本にしてください。


 さて、チェック タイヤの製造年 空気圧


   キャンピングカー タイヤ バースト

製造年式の説明ができない中古車店ではキャンピングカーを購入するな

タイヤには必ず、製造年周が刻まれています。ホイールに近い部分に、YYY1108などと書かれています。これは2000年以降の製造年月日を表しています。11が週を表しています。後半は年、つまり2008年の11週目、3月ごろ製造されたものという意味です。

上記の写真はブリジストンのデザートデューラー 195/80R15 103/101L LT というタイヤです。昔のカムロードでよく使うタイヤです。このタイヤ、例えば、EJ55 CLD1314 とありますね。EJ55は九州地方の工場でつくられたことを表しています。1314の14が年、つまり2014年に製造されています。13週ですから、これもだいたい3月から4月にかけて作られたタイヤということです。これは必要ないかもしれませんが、195はタイヤの幅をミリで表しています。そして80は扁平率ですね。乗用車などに比べて扁平率が高いのでサイドウォール、つまりゴムのみえる部分が多いのでふらつくんです。でも逆にショックを吸収する能力は高くなります。

次の103/101Lですが、103は、タイヤ1本、単輪で使用した場合は875キロの荷重がかかっても大丈夫という意味です。/以降の101 というのは、複輪、つまりダブルタイヤで使った場合の耐荷重を意味します。この場合は825キロです。ダブルの場合、1本がパンクした場合にいっきに1本に大きな負荷がかかるので、逆に825キロの負荷に耐荷重を下げているのです。LTはライトトラックという意味です。軸の計算がありますが、単純に4本であれば、約3500キロ、3トン半の荷重に耐えられるタイヤであるということです。もう一つありましたね。101L とか、105LのLは、速度記号です。約120キロまでは速度の熱、負荷に耐えられるということです。いかがですか、わかりましたでしょうか。

このタイヤのシリーズには、もうワンランク上のタイヤがあります。それは195/80R15  107/105 L というタイヤです。107は、荷重975キロまで対応できます。そしてもうわかりますね。次は複輪です、105はダブルの場合は925キロを表します。ワンシリーズ上にすることで、単純計算ですが、4トンまで荷重を支ええることができます。

またこれからが大きなポイントになります。タイヤの空気圧です。空気圧がないこと、少ないこともバーストの原因なのです。ライトトラックのタイヤは、だいたい350キロパスカル(Kpa)が基準です。だいたい一か月で1割から2割の空気が抜けることを想定して、メーカーは420キロパスカルまで空気圧をあげてよい構造になっています。前述の195/80R15 103/101の場合は、350から420キロパスカルまで空気圧をあげておいたら、シングルでしたら、875キロを支えるようになっており、安全走行ができる、そう考えてください。

ここで大きな違いがあります、先ほどあとから説明したワンクラス上のタイヤ、195/80R15 107/105の場合は、実は空気圧を450キロパスカルまで上げることが可能なタイヤなのです。そうです。同じサイズでありながら、空気圧をあげることができるのです。無論、低い数値350キロパスカルでも走ることができます。空気圧が低ければ耐荷重はもちろん103と同じ、つまり低くなります。しかし、450キロパスカルまで空気を入れてよいとなっているタイヤなので、またここで一か月で抜けることを想定した、約2割、70キロパスカルまでは、メーカーは余裕値をだしてくるのです。つまり、520キロパスカルまでOKということです。

ということは、同じサイズ、同じインチで見かけは同じタイヤであっても、車体の重量を支える性能が、約600キロ増え、空気圧は520キロパスカル入れておけば、最低350キロパスカルまで空気圧が大きく減ってもタイヤ性能、安全性を維持することができるということです。空気圧により耐荷重が変化するというメリットだけでなく、空気圧が520キロパスカルから350キロパスカルまで、約3割低下しても耐荷重は下がりますが、万が一の安全性が担保されるということです。ここが一番大きなことなのです。空気圧が高いときは乗り心地は悪いですが、常に安全が担保されるのが特徴です。

難しいかもしれませんが、理解できたでしょうか。こういった知識をもってタイヤを選んでおけば、バーストは起きにくいのです。キャンピングカーを購入する時、こういったうんちくが語れる会社で買ってください。この基本さえ知らずキャンピングカーを販売していることが、現在バースト事故が起きる原因と思っています。

そして、もっとお金を出してよいから、安全に乗りたいという方は、DURAVISデュラビスキャンパーという名称のタイヤがあります。これはタイヤの使用している材質を向上させ、横揺れや振られを低減させるタイヤです。キャンピングカー専用に開発されています。このタイヤも同じく350キロパスカルでも安全性は確保されます。そして、520キロパスカルまで空気圧をあげることができます。いかがでしょうか、理解していただけたでしょうか。耐荷重が大きくなるだけではなく、空気圧の変動キャパが大きくなるのです。

余談ですが、スタッドレスの場合は、ブリザックVL1という名称が、今までお伝えしたことに該当すると思います。いかがでしたか。

さあ、みなさんのキャンピングカーのタイヤチェックしてください。少なくとも2012年より前のタイヤでないことを願っています。チェックしたら、3年以上前の製造年だった、という方は下記も読んでください。

http://tire.bridgestone.co.jp/about/maintenance/performance/index.html ブリジストンタイヤ

*現行のカムロードは  195/70R15 106/104L LT(最大耐荷重950kg/1本) 

余談ですが、最近遠隔でエアーをチェックするすぐれものがありますが、いっさいおすすめしていません。国によってはこの装着が義務づけさえされています。ホイールバランスの影響はごくわずかと思われていますが、もともとホイールバランスはわずかな重さのウェイトの範疇でバランスをとるものです。乗用車は30グラムを基本としています。が、現実は精度の悪いホイールも多々あります。社外のアルミホイールをはめると、いろいろなトラブルが起きるといわれるカムロード伝説も決して都市伝説ではないのです。

ただ、空気圧や温度を常に見れるのはいいことです、しかし一番の薦めない理由は定期的に空気圧は手で測ることが、キャンピングドライバーの基本中の基本だからです。その時に、釘のささり、鉄片のささりを見つけたり、サイドウォールの異常を見つける、特に裏側も、SAなどで手で触った感触もタイヤの異常な熱を肌で感じることができる目視による副次効果がとても大きいのです。そしてできればハンマーチェックでボルト点検をおこなう、バーストは空気圧やタイヤ温度の異常だけでわかるものではけっしてありません。勘違いをなさらぬように。そういったことが面倒だと思う方は、厳しい言い方で大変失礼ですが、フル積載の自動車に家族の命を乗せて走る資格はいっさいないと私どもは思っています。普通のトラックでも起きにくい、ハブボルトがいっきにすべて折れる事故がそれなりの数おきている、それがキャンピングカーなのです。

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*注 コラム内のキロパスカルの数値は、あくまでも車種やタイヤメーカーによって大きく変わります。各車種の指示に従ってください。記事は、あくまでもタイヤ本体のみの基本性能を基準値にして空気圧変化や耐荷重に関する考え方を基準数値で説明しています。
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もう一点、ベテランのキャンピングカーショップになると、耐荷重をあげる手法としてリム幅は同じで幅広タイヤを装着されるケースもお見受けしますが、ショルダーの摩耗が少なく安心していると、最下部の図に表しましたが、センター摩耗という偏摩耗が起きている場合もあるので要注意してください。


 そこで、タイヤ交換の場所選びのコツ


今回は、キャンピングカーのタイヤ交換のコツとでも言いましょうか、お伝えしたいと思います。

別にそんなこと教えてもらわなくて大丈夫だよ、といわれるでしょうね。タイヤ交換は、だれでもできます。どこでもできます。ただ、キャンピングカーはトラックなのです。ハイエースはトラックではありませんが、1トン積みの商用車がべースなのです。ですから、オートバックスやイエローハット、一般のタイヤやさんで安いからお願いしようとしても、多くの場合、レンチのトルクが合わないから、ジャッキであがらないからと、断られるケースもあるでしょう。そういった、断ってくださるお店があることが、本来はとてもありがたいことなのです。締め付けトルクが安定していないことも、事故のもとになるからです。

タイヤ交換は意外と儲かるので、キャンピングカーショップでも引き受けるところも多いですし、普通のタイヤショップでもおこないます。しかし、できればタイヤ交換は、トラックの専門店でおこなってほしいと思います。

例えば、日野、いすゞ、三菱といった、トラックを専門に扱うディーラーに行き、タイヤ交換をお願いすれば、それこそ売り上げに貢献しますからね。整備の営業担当の方は、喜んで受けてくださるはずです。タイヤ交換は正直どこでもできます。でもタイヤ交換をきっかけに、トラック専業のディーラーさんと仲良くなると、とても良いことになるのです。俗にいう、あいさつがわりというおつきあいです。

ここ最近は、キャンピングカーの車検や保険の引き受けを嫌う傾向が、メーカーディーラーにあります。違法改造車が多いからです。抜き打ちの陸自検査があるからです。でもトラックを扱うお店は、多くの車両の車検証に「改」の文字が入ります。冷凍車やレッカー、様々な改造車が入ってくるからです。またメカニックも「本物」のメカニックが揃っており、それこそキャンピングカーが入庫したら喜んで扱ってくれるパターンにもなる場合も多いのです。

彼らは、一年で10万キロ、20万キロ走る車をいじっています。ですから、エンジンの音、ギア、ミッション、瞬時に善し悪しを見抜きます。ハブベアリングの異音も一瞬で感じるでしょう。タイヤ交換でご縁をつくることで、エンジンや足回りのチェックも、本当の商用車の職人にしていただく人間関係をつくってみてください。一般のお店では、ショックアブソーバーなどの油漏れなどは、勘違いで交換されてしまうことも多いのですが、彼らは、超プロフェッショナル、そこが違います。前述のアライメントなどもトラックはトラックの調整があるのです。ふらつくからといって、足回りを強化する前に単純に足回りの調整をすると、ハンドルは面白いように安定いたします。

家族を乗せ、命を乗せて走るキャンピングカーです。プロ中のプロに車体を見てもらうことも、大切なことです。こういった場所もいいですね。皆さんが住んでいる地域には必ず、なになに交通といった、バスを運営する会社があると思います。そういったバス会社は、所々に「車検承ります」、なんて看板が上がっている場合もあります。それこそ、良いご縁ができると思います。タイヤ交換をきっかけに、車検もやっていただくのです。彼らは一日何百キロも走る車を見ています。商業用車両の的確に傷む場所を知っています。

もう一つ、こういった場所とご縁をつくると、FFヒーターのメンテナンスも安価でおこなっていただけるケースがあります。実は、大型トラックには、FFヒーターがかなりの確率でついてくるようになったのです。アイドリングだけで燃料を食う、排気量10000CC などという大排気量のトラックには、実はここ最近は、FFヒーターが取り付けられています。ですから、道の駅で昔であれば、トラックの近くに行って発電機を回して家電を利用することが、当たり前の時代が変わってしまったのです。だからここ最近はトラックの運転手さんから「うるさい」と思われる時代になったのです。

大型トラックの場合は、助手席の下にFFヒーターが取り付けられています。キャンピングカーについているFFヒーターもはずしてもらってメーカーに宅急便で送り、分解修理も行っていただけることになります。タイヤ交換が、エンジンやミッションだけでなく、足回りのチェックやショックのチェックなど、そのうえ、FFヒーターのメンテナンスのご縁までつくれることになるのです。そしてもう一点、前述の固定された後軸を含めた商用車の高度な全輪4輪アライメントシステムがこういった大型車両の整備工場に導入する流れがあることです。

 横転事故 偏摩耗は 積み込む荷物も注意する


最後に、車内に無駄なものをおかないこと、それと左右バランスよく荷物を積むこと、バースト時に横転しない様に、極力キャビンの上には重いものは積まないこと、それと移動中は必ず、乗員は前向きでシートベルトを締めておくこと。キャンピングオーナーの鉄則です。横転は左右バランスが悪くても起きてしまいます。

バーストはタイヤが3年以上たつと、フルに負担がかかっている状態で尚且つゴムが劣化して起きやすいのですが、単純に耐荷重を越えている場合もあるのです。そんなことがあるのかと思われるでしょう。実は駐車場が坂になっている場合です。しかも坂だけでなく少し斜めになっているケースもあります。そういったことで車体の荷重が平均してタイヤにかからない駐車場の状況が生まれます。こういったことが理由かもしれないバーストもあります。わずかな坂でも、車重が重いですからね、片輪に大きな負荷がかかるのです。皆さんの駐車場も坂になっている方は、定期的に向きを変えて一輪だけに大きな負荷をかけない様にしてください。とにかくバーストを起こすと決定的な理由がわからないだけにご自分を責めることになります。車体を傷めるだけなら、いいですがご家族の命にかかわると大きな後悔につながります。甘く見ないようにしてください。

同軸のタイヤは同じ銘柄、同じ許容荷重のものを履いておくこと、これもバーストやハブボルト折れに影響してくることです。同じ転がり抵抗にしておくことも大切です。タイヤ交換がもったいないと思う方こそ、タイヤ交換をすることで、お得になるお話をさせていただきました。お金に換えられない命に係わる、それがタイヤだからです。

エルフやキャンター、コースター、カムロードなどのアライメント調整は、それなりの天井高があるお店でないとできません。トラック専業のお店、バス専業のお店と仲良くできる秘訣、それもタイヤなのです。餅は餅屋という言葉が、商用車こそハマル言葉なのかもしれません。

最初にお伝えしましたが、今現在、ごく一部ですが、固定軸の後輪を含めた4輪全輪のアライメント測定、4輪全輪のアライメント調整、(図の3)が、海外から日本に技術導入され始めてきました。まずは、大型特殊車両の分野から、この測定器が導入され、調整技術も定着していきます。

3年でタイヤを交換しろと言われても、交換しないユーザーが多いのは、理由がわからず、闇雲に交換しろと言われるからです。理由は、後軸がきれいな遠心を描いていない、タイヤやハブ、車体に負荷がかかっている、そういった理由です。

 知識のあるお店は必ずある


近い将来、キャンピングカーも大型車両が先行する4輪全輪アライメント調整(トータルデラックス4ホイールアライメント)が気軽にできる日が来るはずです。安全状態を維持した車にお乗りいただけることと思います。タイヤ一つでかなり長文になりましたが、タイヤは、はがき一枚、わずかの部分で命をさずける部分です、まずは、早期早期の履き替えだけはしてください。できることであれば、後軸のずれを考慮して前輪の調整(スラストラインアライメント)を行っていただけるショップもみつけだしてください。タイヤや車体への負荷はいくぶんでも減ることになります。

単純にキャンピングカーの整備を嫌がる店もあれば、必ず前向きのお店があります。ブリジストンのタイヤ館などは、メーカー直営でもあり、タイヤ交換を含めてキャンピングカーのアライメントやタイヤ選びに気持ちよく対応してくれるはずです。

最後になりますが、現状、バーストが起きるのは、明確な理由がわからないことで、まだ自分の車だけは大丈夫だろう、そういったことで起きています。現状の日本の商用車は、後軸に負担がかかっている構造であると、オーナー自身が認識し、そして3年に一度はタイヤを履き捨てるように交換することです。前述のように、ベンツやボルボのデーターにあるように、空気圧やアライメントの狂いだけで15%近い燃費の悪化があるわけで、それだけ車軸、ボルト、タイヤ、さまざまな部分に負担がかかった状態で走行していることをオーナーが認識をされることです。数年後には、東洋ゴムが開発する、空気がいらないタイヤ、「ノアイア」が世に出てくるはずです。

きちんと認識して、きちんと対策すれば、不安なく乗れる安全なキャンピングカーになるはずです。キャンピングカーは乗用車とは違う世界の乗り物なのですから。


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 タイヤ摩耗の種類



   ショルダー摩耗

タイヤの両端、つまりショルダー部分が摩耗する。空気圧の不足、過積載による荷重超過が原因。リムが適正より広い場合も起きる。キャンピングカーが最も注意したい偏摩耗。空気圧を確認しにくいダブルタイヤの内輪に起きやすい。
   センター摩耗

タイヤの真ん中だけが摩耗している状態。空気圧の過多。リムが適正より狭すぎる場合。タイヤ幅を広げることで耐荷重が上がることでおこなうとおきる。ひたすら気圧が高いほうが良いという勘違いが、センターを摩耗させてしまう。また一部のキャンピングカーショップがリムは標準でタイヤの幅を広くしているが、ショルダー摩耗には十分注意してください。
    片側摩耗、方減り

アライメント、キャンバー角が狂っている タイヤが内側か外側に傾いている。キャブコンなどでは後輪の内側はオーバーフェンダーで隠れて確認ができない車種が多い、そのため、見えない部分も定期的に確認すること。
    フェザーエッジ摩耗

タイヤのブロックの端が羽のように浮き上がった状態。アライメント、トーインが狂っていて横滑りをしている。
    ヒールアンドトー摩耗

タイヤのブロックがのこぎりの歯上に摩耗する状態
ローテーション不足
    スポット摩耗

急ブレーキ、急ハンドル、ブレーキが均一に効かないことで起きる。ブレーキパッドを高性能なものに変えてある車も起きる場合がある。

このほかにもたくさんの偏摩耗がある
http://yokohamatire.jp/yrc/japan/tbsite/information/wearout/index.html


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